世にあふれる「タスク管理記事」「タスク管理本」は、なぜ信用できないのか

結論から先にいうと…

それらを書く人は「『タスク管理をする』以外のモチベーション」があるから信用できないが、それを予め頭に入れてから読むことで有用な情報になる。

記事や本を書く人のモチベーションを想像しよう

まずは、本を売ったり、ブログのアフィリエイトで「お金を稼ぐこと」だろう。影響力を付けたかったり、情報発信することでそのジャンルの情報が集まりやすくなる効果もある。

しかし、モチベーションに良し悪しがあるのではなく、「わざわざ時間を割いて記事を書いたり、本を出したりするような何かモチベーションがある人」という程度の理解をするのがいいんだと思う。

書く人たちはタスク管理に時間を割く理由がある

「タスク管理に時間を割く」ということについて、あまり記事を目にすることがないが、タスク管理に失敗するほとんどの人は「タスク管理に時間を割かない」ことが理由にあると思う。

書く人たちは、タスク管理を研究し、考察し、様々なツールを試すことに時間を使うモチベーションがある。もっと言うと一旦タスク管理のシステムを作ったあとでも、1日3-4時間くらいタスク管理システムを色々触った上で、それでもメリットがあったりすると思う。

読む人と書く人がミスマッチしている

私の場合、タスク管理にかける時間は1日30分くらいに収めたいので、もし書いている人が1日に3-4時間かけていると、そこに隔たりが生まれる。

それでも記事や本を読むしかない

タスク管理の情報を得ようとする時点で、記事や本を読むしかないので、「書いている人はどういう人なのか」「タスク管理にどれくらい時間をかけているのか」を想像しながら読むしかない。

自分がやるとどれくらい時間がかかるかを考えながら読む

読む時、常に持っておかないといけない視点がこっちの方で、紹介してくれている方法や考え方を自分が実行する場合にどれくらい時間がかかるか、である。

自分を救う

「こんな複雑なシステムを維持しているなんてこれ書いてる人すごいな、私はダメなんだ」といちいち落ち込まずに、書く人にはいろいろなモチベーションがあり、時間をかけて維持しているかもしれないと思えばいい。

自分にあったやり方を探す永遠の旅

引っ越し、転職、進学、などの外的な変化や、自分の成長、心の不安、などの内的な変化により、その時、有用なタスク管理も変わっていくものだと思う。

前うまくいっていたことが今うまくいかなかったりもするけど、落ち込まずに前を向いて、今最適と思える方法を探せばいい。探す時間なんてないんだけど探して試していくしかない。2分で調べて、すぐサインアップして、新しいツールを使い始めることもあると思う。でも探して試すことはずっと続く。覚悟を決めよう。

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ところで、この記事を書いてる私のモチベーションは何なのか?